持続可能性
数十年におよぶ環境保護への取り組み
将来の世代ための天然資源保護は当社にとって大きな関心事であり、また行動のモティベーションでもあります。当社は、持続可能な事業運営は経済性と環境への配慮を両立させることでのみ成立すると確信しています。そのため、私たちは、環境における積極的な社会的発展に貢献します。
当社初の持続可能性レポート
ご興味をお持ち頂けましたでしょうか。
当社初の持続可能性レポートでは、持続可能性についての理解を示し、生きる価値のある未来をともに形作るために当社が講じている対策を明らかにします。
当社は、国連が提唱する17の「持続可能な開発目標」を指針として、明日への展望を考慮しながら日々の活動に取り組んでいます。
グローバル企業として、これは当社にとって以下のことを意味します。
- 当社は、それぞれの用途に適した高品質で耐久性のある製品を生産することをコアビジネスとしています。そうすることで、資源を大切にし、地球の生態系への悪影響を回避し、代替手段がない場合はそれを補うように行動します。
- イノベーションに関して、持続可能性というトピックから、新製品、サービス、およびビジネスモデルにどのような機会が生まれるかを検証しています。
- 私たちを取り巻く人々や組織に対し、敬意を持って接しています。仲間の健康と安全を守ることは、当社にとって非常に重要です。
- 当社は責任ある成長を目指して努力しています。生態学的および社会的持続可能性の側面は、当社にとって財務健全性と同じくらい重要です。また、投資判断の際にもこれを考慮しています。
当社は、当社が掲げる環境およびエネルギーポリシーを、事業運営による環境への影響および土地、空気、エネルギー、原材料などの天然資源の消費を継続的に評価および削減する責務であるととらえています。そして、これは何十年も前からそうでした。
今あるものを常に最適化し、新しいものを受け入れ続けるという当社の情熱は、環境保護および省エネとなる生産プロセスにも生かされています。「だからこそ、当社は常にプロセスを最適化し、製品開発の早い段階から持続可能性について考えています。当社では、社内のあらゆる分野、さらにバリューチェーン全体において積極的な環境保護・省エネルギー措置を講じています。国連の摂氏1.5度目標に積極的に貢献することを宣言しています」と、マネージングディレクターのマーティン・ブルムは説明します。
すべての施策は、エネルギー効率の向上、化石燃料の使用の削減、CO2 排出量の削減、避けられない排出量の補償という 4 つの目標に集約されます。「設定された目標を達成するために、必要なすべての手段、資源、および情報を提供します。また、フォアアールベルク・ニュートラル・アライアンスから生まれた「turn-to-zero」の創設メンバーとして、2025年から会社のフットプリントを気候ニュートラルにすることを約束しました」と、マネージングディレクターのフィリップ・ブルムは報告し、以下のように付け加えています。「環境およびエネルギー目標を達成するためには、社員一人ひとりが重要な役割を担っています。コーヒーマシンでプラスチックカップの代わりにカップを使うことから始まり、自転車や公共交通機関での移動、ゴミの分別にまで及びます。私たちはそれを意識して日々取り組んでいます。」
当社は1997年より環境マネジメントシステムを導入し、当社の環境に対する取り組みを体系的に改善することに役立てています。講じるべき対策は絶え間なく環境プログラムにまとめられ、実行に移されます。措置の実効性については、監査によって常時チェックされています。
ブルムはISO 50001を取得しています。この世界的に適用されている規格は、具体的な値を指定することによって、エネルギーコストと温室効果ガスの排出削減に役立ちます。
FSC認証とは、すべてのパッケージ、カタログやパンフレットなどの印刷物、自己組み立てキットのチップボードが、環境に配慮し、社会的に責任のある森林および木材管理のもとで生産された原材料のみから構成されていることを意味します。